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消化性潰瘍(胃潰瘍、十二指腸潰瘍)

胃や十二指腸にできる、地面に浅い穴を掘ったような粘膜の欠損です。

原因

ヘリコバクター・ピロリという細菌(ピロリ菌)と抗炎症薬(解熱や痛み止めに使う薬)が2大原因ですが、後者の場合は薬を服用しているとすぐに分かります。ピロリ菌は胃の中に住んでいる細菌ですが、慢性的に炎症を起こして消化性潰瘍を起こしやすくしていると考えられています。

症状

みぞおちの痛みで、空腹時や夜間に強くなるのが特徴です。食事をとると軽くなるので最初は大したことないと思いがちです。これ以外に、おなかが張る、吐き気がする、食欲がない、胸焼けがする、などの症状も出ることがあります。

放っておくと

テレビ番組ではありませんが、大変なことになることがあります。1つは出血で、血を吐いたり、真っ黒な便が出たりします。もう1つは潰瘍がどんどん深くなり、胃や十二指腸の壁に穴があいてしまうことです。こうなると入院して止血処置や外科手術が必要になります。

検査

症状をおうかがいして消化性潰瘍が疑われたら、内視鏡(胃カメラ)で胃と十二指腸を見ます。潰瘍が見つかったら、胃の粘膜から小さな組織をとってピロリ菌の検査をします。通常20分程度で結果が出ます。消化性潰瘍の9割以上の方にピロリ菌が見つかります。

治療方法

ピロリ菌が見つかったら除菌をおすすめします。3種類の薬を1週間服用します。その後は潰瘍の治療薬だけを医師の指示が出るまで続けます。これで9割以上の方は再発しません。除菌後1ヶ月以上経過したら、潰瘍のなおり具合と、ピロリ菌が増えてないか確認するため、内視鏡検査をおすすめします。