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整形外科

担当医

市原 和彦

当院整形外科のポリシー

からだの”痛み”の原因を突き止めるために

からだの”痛み”を引き起こす原因は、1)加齢性変化 2)血流障害 3)外傷性変化 4)姿勢 5)運動量の過不足 などに分類でき、それぞれが複雑に絡み合い、経過が長ければ長いほど判断が難しくなります。

当院ではまず”痛みのストーリー”を丁寧にお聞きします。

  1. 痛みが出現した原因(怪我、動きすぎ、じっとしていたなど)やタイミング(何日何時何分? 何ヶ月前? など)
  2. 痛みはどの部位に、どのような時(常時または朝や夕方など)に、何をすると悪化し(体動時や安静時)、どうなると良くなるか(お風呂で温める、体を動かす、安静にするなど)
  3. 痛みと同時に生じる症状(しびれ、脱力感、冷え など)
  4. 症状の推移(大分良くなった、だんだん悪くなる、変化ないなど)
  5. 他科疾患の有無(整形外科の病気は他科の病気と合併することがあります)

これらの情報をもとに、診察および最小限のレントゲン、CT検査、MRI検査、血液検査、尿検査などを行い、想像できる疾患を消去法で絞り、診断と治療法を提案します。
治療が長期にわたる場合は医師とのコミュニケーションが非常に大切です。
ご自身が納得できるまで説明を受け、不安があれば気軽に質問、相談ください。

進行性疾患の場合は、当初は診断が困難であっても、数週間、数ヶ月と期間を開けることで診断が可能になることがあります。
よって、すぐに治療効果を求めるのではなく、一定期間通院して症状の変化を観察することが大事です。

現在、当院では手術加療は行っていませんが(怪我の処置は可能)、手術が必要であれば、ご本人とご家族の希望を聞き、手術を行う病院に紹介しています。

当院では積極的に”痛み止め”は処方しません!

〝痛み〟は人類に与えられた安全装置です。
先天的に痛みを感じない難病の方は、多くは成人になる前に亡くなります。
また認知症患者は痛みを感じにくいので、骨折して足腰に力が入らない状態で歩こうと転倒し、さらに大きな骨折をします。
また変形性関節症の方が痛み止めを飲みながら生活すると、数年後には症状がさらに悪化することが報告されています。

老いは自然の摂理で、飲み薬や手術などの治療では元に戻せません。
当院では”痛み止め”をなるべく使用せず、またなるべく手術をしなくてもいいように、日常生活を送るコツ、悪化させないコツを説明します。

担当医師

医学博士 市原和彦

1988年 山口県立防府高校卒業
1994年 島根大学医学部卒業
山口大学医学部付属病院 整形外科
2001年 山口大学医学部大学院卒業
2002年 カナダ・トロント大学留学
2003年 アメリカ・アリゾナ州立大学留学
2008年 緑町三祐病院 整形外科 開設
  • 日本整形外科学会専門医

整形外科の診察日時

診察時間

9:00~11:00、14:00~18:00
(木曜日は回診のため15:00~18:00)
(週間予定もご確認ください)

診察受付

新患受付 17:00まで(時間を掛けた診察が困難な為)
再診受付 17:30まで

※回診のため15:00~18:00

予約制となります。 学会等で休診もございますので、あらかじめ電話にてご確認ください。

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